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大手企業で新規事業を立ち上げるには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。このページでは、大手企業における傾向から、成功のために知っておきたいポイントをご紹介します。
変化の激しい現代で重要な“対応力”を強みの一つとする大手企業。そんな対応力を活かした新規事業として、例えば、既存事業のサブスク化や、コアコンピタンスを応用した周辺業界への展開、ビジネスを通した社会課題解決事業(SDGs)などがあります。特にサブスクやSDGsというワードは、見聞きする機会が増えてきたことからも、人々の関心は高まってきているといえます。新規事業のヒントとしても、トレンドワードは押さえておきたいところです。
大手企業の多くは、何らかの事業が成功を収め、大きく成長した企業です。安定した状況から、新しいことに挑戦することは、誰しも少なからず不安があります。しかし、新規事業の立ち上げに携わることとは、過去の成功や従来の在り方にとらわれることなく、新しいものや考え方を取り入れていくということ。メンバー全員が、変化を恐れすぎず、常に向上心を持って取り組むことで、成功へ一歩近づくことができるのです。
大企業での新規事業立ち上げ時に気をつけたいのが、スピード感。経営陣や上司との距離が遠くなりがちな企業では、様々な意思決定に時間を要することもしばしば。トレンドの移り変わりが早い現代においては、時代にマッチした事業であればあるほど、迅速な対応が重要になってきます。新規事業の立ち上げに直接携わるメンバーはもちろん、経営陣を含めた社内全体で、スピーディーな対応を目指すという意識を共有できるとよいでしょう。
大手企業は、中小企業やベンチャー企業と比較して、経営資源が豊富です。人材や資金をはじめ、既存事業で得た経験やネットワークなど、新規事業に活かすことができるものの多さは、大手企業ならではの強みといえます。また、新規事業の立ち上げにおいて、自社の強みを今一度しっかりと分析し、具体的に把握することは非常に重要です。社内全体や既存事業にも改めて目を向けてみると、新たな強みを見つけられる可能性があります。
新規事業の傾向としては、サブスクやSDGsをはじめとしたトレンドワードがヒントとなっています。また、成功のためのポイントとしては、変化を恐れすぎず、対応スピードを意識して、強みを活かすことが重要といえます。特に、他社の傾向や自社の強みについては、必要があれば専門家を交えるなどして、入念に検討していくべき内容です。自社に合った方法で取り入れ、新規事業の立ち上げを進めていきましょう。
【選定基準】
Google「新規事業コンサル」と検索した際に上位に表示される60社のコンサルティング会社の中から、他社での実務経験・コンサル実績・講演実績が公式HPに明記され、自身で著書を出版している代表取締役が在籍する会社(2022年2月1日時点)