企業が競争力を維持し、新たな成長を遂げるためには、事業戦略の見直しやデジタル技術の活用が不可欠です。
この記事では、IT・通信業界で新規事業に取り組んだ各社の事例をご紹介。各社が課題に対してどんな対応を取ったのか、ぜひ参考にしてください。
新規事業penguの拡販に向けて代理店戦略を模索していたオムロン。しかし、SaaSサービスの販売経験が浅く、適切な代理店開拓やサービスの価値を効果的に伝えることができていませんでした。
そこで才流に支援を依頼し、代理店戦略の立案をサポートしてもらうことに。代理店開拓だけでなく、Webマーケティング施策やカスタマーサクセス(CS)運用支援など、多角的なサポートを受けた結果、Webサイトの改善によりコンバージョン率(CVR)が10倍に向上。
CSの最適化によってアクティブユーザー率が向上した上、2か月で10社の代理店と合意し、40社以上との商談を進めることもできました。
参照元:才流公式HP
(https://sairu.co.jp/case/46275/)
某通信会社では、通信ビジネスから非通信ビジネスへ拡大する中で、GX(グリーントランスフォーメーション)への対応が求められていました。自社の脱炭素化だけでなく、顧客のGXも支援したいと考えていましたが、ESGやSXの知見、新規事業開発の専門性が不足している状況でした。
PwCコンサルティングは、国内外のGX市場の動向を分析し、通信キャリアがどの領域で戦うべきかを検討。また、PwCコンサルティングのグローバルネットワークを活用し、業界動向や規制を踏まえて事業戦略を立案しました。
その結果、クライアントの意向を反映した成長戦略と、直近1年間のアクションプランを策定することに成功。現在、GXビジネスの収益化に向けた取り組みが進行中です。
参照元:PwCコンサルティング公式HP
(https://www.pwc.com/jp/ja/industries/communications/com-consulting/track-record.html)
独自開発したスマートスピーカーの利便性向上のため、対話型コンテンツを拡充したいと考えていました。しかし、ニュースやオーディオブックなどの配信を利用するためには、データの管理やセキュリティ対策を行わなくてはなりません。
そこで船井総合研究所はクラウドを活用したコンテンツ配信システムを構築。
AIプラットフォームと連携するWeb APIやCMSを開発し、サーバレスアーキテクチャを採用することで運用コストを削減しつつ、高い耐障害性を実現しました。
結果、コンテンツ管理が容易になり、インタラクティブな体験を提供。コンテンツホルダーの権利保護も強化され、安定した配信が可能となりました。
参照元:船井総合研究所公式HP
(https://cloud-expert.funaisoken.co.jp/case/120/)
事業を成功させるためには、市場環境の変化を捉え、適切な戦略を立てることが重要です。この記事でご紹介した各社は、専門的な支援を受けながら成果を上げることができました。
新規事業の立ち上げや運営でお悩みの方は、自社の課題を整理し、戦略的なアプローチを取り入れてみてはいかがでしょうか。
以下のページでは、専門的な知識でサポートを行ってくれるコンサルティング企業を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ここでは、「仕組み・制度化」「内製化」「低コスト」とそれぞれの目的別におすすめの新規事業コンサル・支援会社をご紹介。それぞれの強みを裏付ける成功事例もあわせてチェックしてみてください。
全メンバーが新規事業経験者
「実践知」を基に設計を支援※1
(従業員数:18,323名)
事業として形にするための仕組み化が
不十分で、事業化に結びつかない…。
「ステージゲート」の手法でヘルスケアの新規事業を立ち上げ、同社初のカーブアウトに成功
21種のフレームワークで
新規事業の知見を高める※2
(従業員数:100名〜499名)
4つの事業が独立し、プロダクトマーケットフィットの現在地がわからず、
優先順位も曖昧だった。
5万円~とコストを抑えた
小規模事業者向けのプランあり※3
(従業員数:数10名)
経営者の“右腕”が不在で、新規事業に
ついて相談できる相手がいない…。