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新規に事業を立ち上げる場合には、コンサルタントに依頼するという方法があります。これは、より確実に新規事業を成功に導きたい場合、一番の近道と言えるでしょう。しかし、コンサルならどこでも良いというわけではありません。この記事では、新規事業コンサルの選び方のポイント、そして、社長が新規事業に従事していたコンサル会社をご紹介していきます。
新規事業を立ち上げるときのコンサル選びとして、最大のポイントは「新規事業の立ち上げに従事した経験がある」ということです。この部分が最大のポイントであり、基本となります。 それは、新規事業の立ち上げに従事した経験があるコンサルでは、あらゆる場面で支援をしてくれるからです。新しい事業を始めようとする場合、多くの不安材料があります。アイデアがなかなか思い浮かばなかったり、計画を立てるのが苦手だったりする場合もあるでしょう。そのような場合に、経験があるコンサルでは、どこでつまづくのかを経験上わかっていますから、事前にフォローしてくれるのです。また、コンサルには当然のことですが、専門的なノウハウや知見もあります。それを利用できることは、事業の成功に大きく近づくことになるでしょう。さらには、社内には無い、客観的な視点が加わることも大きなメリットです。創業者に対して、言いにくいことも忠告をしてくれることで、早期の軌道修正なども可能になるのです。
2022年12月時点で、当サイト内に掲載されている新規事業コンサルを依頼できる会社の中から、社長が前職で新規事業に従事していたことが公式HPに明記されている会社をピックアップしました。
神戸大学大学院 経営学研究科 博士後期課程中退(経営学修士、MBA)。日本屈指の高収益企業、キーエンスの新商品・新規事業企画担当を歴任。新規事業や新製品開発、ビジネスの付加価値向上などのが得意とする分野です。近年では、次世代自動車(CASE)、次世代通信、ロボット、AI、IoT、VR・AR、農業クラウドサービスなど、さまざまな最先端・成長業界における新規参入の支援を実施。専門分野は、ブルーオーシャン戦略、事業戦略、技術経営(MOT)、Webマーケティングなどです。
学生時代には、SEOメディア運営/EC系 SaaS/Webマーケコンサルの個人事業主として開業。卒業後にはYahoo!へ新卒入社。YDN企画営業や新規事業立案に関わりました。2017年にはエス・エム・エスにて勤務して、年間数千万円規模のSEM運用、新規事業の立ち上げを担当。翌年には株式会社プレックスを取締役として創業し、自己資金のみで人材紹介事業の責任者として年商数億円、社員25名程度まで成長させています。2021年に アクリオの代表となっています。
1988年京都大学農学部農林経済学科卒、同年リクルート入社。ブライダル情報誌「ゼクシィ」の生みの親としても知られています。その後もリクルート内で新規事業を数々手掛け、プロジェクト・リーダー、編集長、事業責任者を歴任しました。 2010年3月にリクルート退職。同年、株式会社アーレア(大手企業向け新規事業開発コンサルティング)設立して、代表就任します。また、2013年、株式会社トライアムパートナーズ(ベンチャーキャピタル)設立して、共同代表就任。ゼロから事業を立ち上げるシーンを、大手企業とスタートアップの両方で支援する。「新規事業が生まれやすい日本を創る」が信条です。
株式会社リクルートから転職し、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。東京大学医科学研究所と遺伝子検査MYCODEの立ち上げサービス&マーケティング責任者などを歴任して、2016年にunlockを設立しています。専門は、新規事業立ち上げと、マーケティング戦略立案。テクノロジー(AI, ブロックチェーン, IoT等)をベースに既存産業を革新することと、マクロトレンドからその会社の強みを生かした事業を創ることを実施しています。現在、新規事業立ち上げ、マーケティングのコンサルタントや顧問として、毎年約30社の新規事業を支援しています。
神戸大学経営学部を卒業後、丸紅株式会社で新規事業開発業務を担当。博報堂コンサルティングのトップコンサルタントとして10年以上活躍した経験を活かして、「戦略は、顧客が作り実行するもの。コンサルタントの役割とは、それが出来るようにする支援を行うこと」というポリシーを持ち「実践知」をベースとした研修プログラムの開発と提供をおこなっています。
アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社した清水社長。インフラエンジニアから営業畑へと異動したとき、新規事業開発案件を中心に推進する中で、社内外の方、特にコンサルティングファームの方々と関わるようになりました。特にコンサルティングファームの方々と関わるようになりました。そして、コンサルタントの「お客様の経営課題などに目を向ける広い視点」に感銘を受け転職を決意。デロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げた後、コロニーを設立しています。
大学卒業後、オープンアソシエイツ株式会社入社(現RPAホールディングス株式会社)。ベンチャー期の同社マネジメントチームの一員として、クロスボーダーコンサルティング事業責任者、人事責任者を兼任しています。そのなかで、米国大手IT企業の日本向け新規事業立ち上げや国内大手情報通信企業、大手家電メーカーの新規事業戦略立案を担当しました。2015年1月、Jenerate Partnersを設立し同社代表取締役に就任、2021年4月よりJenerate Group株式会社の代表取締役に就任しています。
社会に対する問い・志を、ビジネスを通じて広く持続的に届けることに挑戦する挑戦者を支援するためにGOBを創業。社会価値とビジネスの持続性を両立させることに挑戦する事業支援を中心に、これまで延べ100の起業・事業開発を支援してきました。前職の野村総合研究所ではビジネスイノベーション室長として大手金融機関とのコラボレーションによる事業創造プログラムを展開するなど、事業創造のための仕組み構築に携わっていました。内閣府「若者雇用戦略推進協議会」委員、産業革新機構「イノベーションデザインラボ」委員も務めています。
GOB Incubation Partnersの特徴について詳しく見る
東北大学大学院工学研究科を卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にて事業戦略コンサルタントとして就職。大手企業様のデータ分析、業務改革、顧客データ活用、中期経営計画策定、新規事業創出などのプロジェクトに従事していました。2015年にwebマーケティングベンチャーにてマーケティングオートメーションサービスのPM及びリスティング、サイト制作、SEOなどのデジタルマーケティングのオペレーションを担当。2019年に株式会社tryXを創業し、代表取締役に就任しています。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科にて、スポーツ科学修士を取得後、株式会社リクルートに入社。1年目から新規事業立ち上げに携わり、2011年には社内ベンチャーの設立メンバーとなりました。2015年からはリクルートホールディングス全体の新規事業開発案件を担当しています。2016年にbiima business consultingを設立し、教育事業、ITクリエイティブ事業、コンサルティング事業を立ち上げています。
biima business consultingの特徴について詳しく見る
早稲田大学大学院を修了後、野村総合研究所経営コンサルティング部入社。経営戦略・事業戦略立案に関するコンサルティングに従事して、2006年にフィンチジャパンを設立しています。 一貫して事業開発プロジェクトとスタートアップ投資を実施。対外的にも、顧客満足を科学した結果を発表したり、宣伝会議講座では事業開発の講義も実施したりしています。
フィンチジャパンの特徴について詳しく見るの特徴について詳しく見る
慶應義塾大学を卒業後、組織/人事系コンサルティングファーム、新規事業に特化した経営コンサルティングファームにて中小・ベンチャー企業から大企業まで幅広く担当。その後、DeNAに転職し、大企業とのオープンイノベーションのマネジャーとして数々の事業の創出から成長までを担う責任者を歴任しました。2015年に株式会社Relicを創業、スタートアップ企業への出資・経営支援も行うなど多方面で活動しています。
【選定基準】
Google「新規事業コンサル」と検索した際に上位に表示される60社のコンサルティング会社の中から、他社での実務経験・コンサル実績・講演実績が公式HPに明記され、自身で著書を出版している代表取締役が在籍する会社(2022年2月1日時点)